近年一部の民間金融機関で、住宅ローン利用者の預金残高と同額の住宅ローン借入金について金利がかからない新しいタイプの住宅ローン商品が発売されています。
この住宅ローンは、例えば、住宅ローン3000万円の融資を受け、融資を受けた銀行に預金残高が300万円がある場合は、その300万円について利子の対象とならず、残りの2700万円が利息の対象になるという住宅ローン商品です。
つまりこのローンの利点は、実質300万円の繰り上げ返済を行ったと同様の効果を受けることになることです。
以前は、この住宅ローン債務者の預金については、金利が付かなかったのですが、最近では、外貨預金もこの連動型住宅ローンの対象となり、この外貨預金については預金残高について金利を受け取ることができます。
更にこの預金連動型住宅ローンは進化し、投資信託の残高までも合算できる金融機関も登場しています。
住宅ローン返済における繰り上げ返済は、住宅ローンの総返済額を大幅に減少させる支払い方法として良く知られていますが、この支払い方法の欠点は手元に現金を残すことが出来ず、生活上の問題で住宅ローン借入当初に計画した支払い計画を変更せざるを得なくなったり、急な出費に不安を残すことでした。
この点、預金連動型住宅ローンは、この手元にお金を残せないといった繰り上げ返済のデメリットを解消し、必要な時はいつでも預金を下ろして使うことが出来るので、お金を有効に活用できる住宅ローン商品として注目を集めています。
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