日本がまだ高度成長時代を謳歌していた頃は、少し無理のある住宅ローンを組んでも、昇給や不動産価格の上昇で、実質の返済額は減少して行きました。
返済に万一困っても住宅を売却すれば、なんとか負債を抱えず生活できました。
しかし、現在の日本は、高度成長どころかデフレと低金利に喘いでいる状態です。
雇用や高齢化に伴う不安も社会に広がっています。
不動産価格は、人口減少といった社会的要因に伴い、上昇する物件は限られ、全体として下降して行くと思われます
住宅購入に際してボーナス併用返済は当たり前のようになっていて、ボーナス併用返済は、毎月の返済額が減り返済が楽なようにも思えますが、将来どのように景気や自分の収入がなるのか不透明なこのような状況下では、極力利用しないのが賢い住宅ローンの利用法と言えます。
住宅ローン金利が史上稀に見る低金利状態が続いているにも関わらず、住宅ローンの破たん者が多く出ているのは、リストラやボーナスカットによることが多いのです。
また、資金計画で注意しなければならないのが、不動産業者等が立てた資金計画を鵜呑みにして住宅ローンを組んでしまうことです。
業者が販売のために作成したこのような住宅ローンは、収入や一般的な情報を基に作成されたあくまでも住宅ローンのひな型と言えるもので、各自の価値観や生活設計に必ずしもフィットしているとは言い難いのです。
資金計画は、住宅ローンを組むことで家庭の収支がどのように現在や将来に変化するのかをシミュレーションして検討します。
あくまでも御自分の家庭の詳細なデータを使って行います。
資金計画作成にあたっては、、生活防衛資金を必ず預金や現金といった、すぐに現金化できる流動性の高い資産をある程度確保して、計画的に立てるようにしなけらばなりません。
住宅ローンの基礎知識 - 資金計画の重要性 - 金利タイプ - 返済シミュレーション - フラット35 - 住宅ローン控除
Copyright© 2011 賢い住宅ローン利用のための基礎知識 All Rights Reserved.